ライフスタイルの変化に寄り添う【テーブルサイズの選び方】
私たちは毎日の暮らしの中で、気づかないうちに「ちょうどいいサイズ」に囲まれて生活しています。たとえば、朝の支度に使う洗面台の広さ、パソコンとマグカップを置くワークスペース、家族と囲む夕食のテーブル。それぞれの“ちょうどよさ”は、単に人数や部屋の広さだけでなく、使い方や過ごし方によっても少しずつ変わってきます。
KITのテーブルは、完成された家具でありながら「拡張性を備えたフォーマット」として設計されています。だからこそ、住む人の暮らしに合わせて、“ちょうどよいサイズ”を見つけることができます。
暮らしにフィットするテーブルサイズを選ぶための視点をご紹介します。
01|「使い方」からサイズを考える
テーブルは、食事だけでなく、仕事、勉強、趣味、団らんの場としても活躍します。用途によって、必要なサイズ感も異なります。
-
ダイニングテーブルとして使いたい場合
1人あたり幅60cm × 奥行40cmが目安です。
4人家族であれば、幅120cm以上が快適。よりゆったりと過ごしたい場合は、奥行も80cm程度あると安心です。
-
ワークスペースや作業台として使う場合
パソコン作業や資料を広げることを想定するなら、幅100~140cm x 奥行は60〜70cmを基準に。
KITのテーブルは、作業内容や空間に応じてサイズのカスタマイズも可能です。
-
多用途に使いたい場合
作業・食事・来客時など、シーンごとに役割を変えるなら、最初から少し大きめのサイズや、将来的に拡張できる設計がおすすめです。
1人暮らしで食事とPC作業を兼ねたい場合は、幅80〜120cm、奥行60cm程度が使いやすいでしょう。KITでは天板のサイズ変更も柔軟に対応しています。
- 来客時にも対応できるようにしたい場合
普段は1人で使っていても、来客時には3〜4人で囲みたいという場合に便利なのが、「テーブルを複数台使う」スタイルです。
たとえば、日常的にはサイドテーブルをディスプレイや収納棚として使い、来客時にそれをメインテーブルに横付けすることで、スペースを拡張できます。必要な時だけ広げられるこの方法は、限られたスペースでも柔軟に対応できる、KITならではの使い方です。
02|「人数」からサイズを考える
テーブルサイズを選ぶ際には、使用する人数と空間のバランスも重要です。以下の早見表を参考にしてみてください。
人数 |
幅の目安 |
備考 |
1~2人 |
幅45〜100cm |
コンパクトに暮らす方へ(STB-03、CFT-01など) |
3~4人 |
幅120〜150cm |
ベーシックな家族構成に(TBL-01、DSK-01など) |
5~6人 |
幅160〜180cm |
来客時にも対応(TBL-01など) |
7人以上 |
幅200cm以上 |
広々としたリビングやオフィス向け(DSK-02など) |
スペースに余裕がある場合は、少し大きめを選んでおくと、将来のレイアウト変更や来客対応にも柔軟に対応できます。
03|「空間との関係」から考える
テーブルの周囲には、人が椅子を引く・座る・後ろを通るといった動作が生じるため、適切な動線の確保が必要です。
-
椅子を引くスペース: 約70〜80cm
-
座っている人の後ろを通るスペース: 約60〜90cm
テーブルそのもののサイズだけでなく、その周囲の動きやすさも含めて、レイアウトを検討しましょう。たとえば、壁づけにして配置する、片側をベンチにするなど、工夫次第で省スペースに対応することも可能です。
04|KITならではのサイズ選び
KITのテーブルは、使い手のライフスタイルや設置場所に応じて、天板サイズのカスタマイズや色・素材の調整が可能です。
例えば:
-
ワンルームにフィットする幅120cmのワークテーブル
-
オフィスで使う幅180cmの会議テーブル
-
奥行を抑えた壁付けのカウンタータイプ
-
来客時にサイドテーブルを追加する使い方 など
少量生産ならではの柔軟な対応で、“ちょうどいいサイズ”を一緒に考え、ご提案しています。
暮らしに拡張性を
テーブル選びで大切なのは、「これが正解」というサイズを探すことではなく、あなたの暮らしや仕事のリズムに寄り添う“ちょうどいい”を見つけることです。
KITは、その“ちょうどよさ”を叶えるために、拡張性と柔軟性を大切にし、少量生産の仕組みを活かして、ひとつひとつの使い方に応じたプロダクトを提案しています。
テーブルを通じて、空間も、時間の過ごし方も、少しずつ「自分らしく」変えていけるご提案を行います。