今ある椅子と目的から見つける【快適なテーブルの高さ】
「お気に入りの椅子をそのまま使いたいけれど、どの高さのテーブルが合うかわからない」
そんな方に向けて、椅子の座面高と使いたいシーンから、最適なテーブルを選ぶための視点をご紹介いたします。
01|テーブル選びの基本は「差尺(さじゃく)」から
差尺とは、テーブルの天板と椅子の座面との高さの差のこと。
一般的に27〜30cmの差があると、自然な姿勢で使いやすいとされています。
座面高(SH)と推奨テーブル高(H)の一例
・SH42cm → テーブル高:H69〜72cm
・SH45cm → テーブル高:H72〜75cm
・SH70cm(バーチェア等) → テーブル高:H97〜100cm
02|使いたいシーンを考える
食事や団らんを楽しみたい
日々の食事や家族との時間には、自然な姿勢で腕が動かせる高さが大切です。
座面高(SH) |
推奨テーブル高 |
おすすめタイプ |
42cm前後 |
H69〜72cm |
ダイニングテーブル、カフェテーブル(ダイニング利用) |
44〜45cm |
H71〜75cm |
同上 |
65cm(ハイスツール) |
H95〜100cm |
ハイテーブル(カウンター使いに◎) |
ポイント:体の力が抜けてリラックスした状態で、手元の動作がしやすい高さかどうかをチェック。
仕事や作業をしたい
パソコン作業や書きものなど、長時間の作業では、視線や腕の位置が安定する高さが理想です。
座面高(SH) |
推奨テーブル高 |
おすすめタイプ |
42〜44cm |
H70〜74cm |
パーソナルデスク、ダイニングテーブル(奥行きあり) |
65cm(ハイスツール) |
H95〜100cm |
ハイテーブル(立ち作業にも◎) |
ポイント:肘を90度に曲げたときに、天板が自然な位置にあるかをチェック。
カフェのように軽く使いたい
飲み物を置いたり、ちょっとした作業をしたりと、柔軟に使いたい方におすすめです。
この場合は、差尺が少し小さめでも快適にお使いいただけます。
座面高(SH) |
推奨テーブル高 |
おすすめタイプ |
42〜45cm |
H70〜75cm |
カフェテーブル(ダイニング兼用) |
35〜40cm(ソファなど) |
H60〜65cm |
サイドテーブル(飲みものや本の一時置きに) |
※ サイドテーブルは特に、くつろぎや一時置き用途に適しています。
ポイント:飲み物や本が手を伸ばせば届く高さかどうかが目安です。厳密な高さのバランスにこだわらなくても快適に使えます。
ロースタイルでくつろぎたい
床座やローチェアと合わせるなら、低めのローテーブルを。
この場合は、差尺にこだわりすぎず、体勢に合った高さを選ぶのがポイントです。
座面高(SH) |
推奨テーブル高 |
おすすめタイプ |
30〜35cm |
H35〜45cm |
ローテーブル |
座布団のみ |
H30〜35cm(低め) |
ローテーブル(低めのモデル) |
ポイント:あぐらや正座など、普段とる姿勢を想定して、手を自然に置ける高さかどうかを確認してみてください。
まとめ|「椅子を基準にテーブルを選ぶ」という発想
テーブルの高さに迷った際は、お使いの椅子の座面高と目的を基準に選んでみてください。
KITでは以下のテーブルを取り扱っています。
・テーブル TBL-01(H73cm)
・カフェテーブル CFT-01(H73cm)
・デスク DSK-01(H73cm)
・サイドテーブル STB-01 / STB-03(H65cm)
・サイドテーブル STB-02 (H45cm)
・センターテーブル CTB-01 / CTB-02 / CTB-03(H35cm)
・ハイテーブル TBL-02(H100cm)
お使いの椅子に合うテーブルを探すお手伝いも承ります。
お気軽にご相談ください。