CASE STUDY | Showa Women's University
個性が交わり、新たな学びを生み出す空間へ
2026年4月、昭和女子大学に新設される「総合情報学部」の拠点として、新校舎(10号館)が完成しました。
新校舎には通常の講義室に加え、映像・デザイン・デジタル表現を実践的に学ぶための「デジタルスタジオ」、学生同士の対話や協働を促す「ラーニングコモンズ」などを設置。データサイエンス学科とデジタルイノベーション学科の学生を中心に、多様な学習スタイルに対応する最先端の教育環境が整備されています。
校舎の設計を手掛けたのは、昭和女子大学卒業生でもあり、国内外で活躍する建築家・永山祐子氏。
「それぞれの色=個性を持った学生たちが出会い、新しい出来事が生まれる場所」
というコンセプトのもと、光や見る角度によって表情を変える階段室を中心に、学生たちが交流し、それぞれの個性が混ざり合いながら新たな価値を生み出していく姿が空間全体で表現されています。
空間コンセプトを支えるKITの別注家具
今回KITでは、ラーニングコモンズを中心とした空間に、複数の別注家具を製作・納品させていただきました。
別注シェルフ(SLF-02)

定番のSLF-02をベースに奥行きを拡張し、テーブルのようにも使用できる3段シェルフとして製作しました。
カラーには、空間に程よいインダストリアルな印象を与えるグリーンを採用。スチール製ならではの高い強度を活かし、3Dプリンターなどの機器を設置する用途にも対応しています。
別注楕円カフェテーブル

空間コンセプトである「十人十色」を感じさせる柔らかなカラーリングを採用し、オリジナルの楕円形天板で製作しました。
学生同士が自然と集まり、対話が生まれる場を意識したデザインとなっています。
別注スクエアカフェテーブル

薄い天板と繊細な脚の組み合わせにより、スチール家具でありながら軽やかな印象に仕上げています。
機能性とデザイン性を両立し、多様な学習シーンに寄り添うテーブルです。
色が混ざり合う学びの場を支える
今回のプロジェクトでは、家具ごとに複数のカラーを採用いただきました。
学生一人ひとりの個性を表現する色彩が空間全体に散りばめられ、それらが交流を通じて混ざり合い、新たな発見や創造につながっていく。そんな建築コンセプトを家具の側面から支えることができたと感じています。
KITはこれからも、教育施設やオフィス、商業空間など、多様な場づくりにおいて、空間コンセプトを具現化する家具づくりに取り組んでまいります。
Project Information
Project:昭和女子大学 10号館(総合情報学部棟)
Location:東京都世田谷区
Design:永山祐子建築設計
Completion:2026年
Scale:地上5階/RC造(一部S造)
Main Facilities:教室、デジタルスタジオ、ラーニングコモンズ、テラス ほか